三浦工匠店 新数奇屋造り100年住宅

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平成29年12月19日
●南相馬市の文化財『大谷家住宅群』改修を行っています

 当社は現在、平成28年3月に国の登録有形文化財に指定された南相馬市鹿島区にある『大谷家住宅東蔵・中蔵・門』(所有=大谷芳江氏)の修復工事を行っています。

 大谷家住宅群は、明治14年頃から随時建築された茅葺木造建築物で、正門は間口2・6㍍の高麗門で両脇には1.2㍍の板塀が連なり142年前から営む簡易郵便局の出入り口として現在も利用されています。
 
 その正門を挟んで壁頂部に渦紋入鉢巻きをつけた土蔵が並び林業関連で財を成した当時が偲ばれます。
 当社は現在、中蔵(簡易郵便局)の土間コンクリートの改修を終えましたが、改修は土台の腐食・不均衡を始め屋根の劣化等を修復したほか、土蔵に断熱ガラス(防犯ガラス)を使って窓を設置しました。
 
 今後も東蔵(米蔵として使用)の改修や門の改修等を修復していく予定です。所有者である大谷さんは震災で被害を受けて「どうしたらいいか」と迷っておられましたが、幸いにも支援策を受けることで先祖から受け継いだ大事な家を未来に引き継ぐことができると話しておりました。《写真撮影=12月8日》 

 当社も大谷さんと同じような悩みをお持ちになる方のご相談にも取り組んでおりますので、お気軽にお問い合わせください。これからも歴史ある建造物の保存に尽力していく覚悟です。 
 また、三つの蔵からは多くの古文書も発見され、今後は大谷家の歴史にも新風が吹きそうです。(2017/12/19)




平成29年9月26日
●クリナップ『水まわり工房フェア』に協賛出展しました

 当社は23・24日、クリナップ福島が福島市鎌田町の卸団地で開催した『暮らしマルごとフェア』の協賛出展社として参加しました。
当日は、主催者である東北電力福島営業所の省エネ・エコ製品を始めクリナップの最新のキッチンセット、IHクッキングヒーター、ユニットバス等が、秋のリフォームに間に合う水まわり商品が展示されました。会場の"ウィル福島アクティおろしまち゛には各有名メーカーが最新機器を展示したほか代理店や建築リフォーム会社等20数社が参加した。
 当社ブースには初日から今秋にリフォームを計画しているお得意様を始め2~3年以内に希望するお客様等に連日お足運びを戴きました。当社はクリナップ製品を主に水回りのリフォームのご相談のほか、電気の省エネ・エコにつきましても合わせてご相談を賜りました。当日、ご来場戴けなかったお客様にもご連絡を頂ければご相談にお伺いします。お気軽にご相談ください。  (2017/09/26)




平成29年8月24日
●『梁川八幡宮』本殿解体修復工事の説明会を開催しました

 当社は今年4月から工事を請け負いました伊達市梁川町の「梁川八幡宮」(福島県史跡・名勝指定)の本殿解体修復事業に取り組んでいますが、8月19日と20日の2日間にわたり,現地説明会を開催しましたところ、全国の歴史研究家、県内の郷土史研究会、古民家関係の技術士、地元の小学生や地元住民の皆さんなど約100人の方のご参加を頂きました。

 当日は、当社代表の三浦藤夫を始め設計を担当されました伊達な建築研究所代表の田中直樹氏、伊達市教育委員会学芸員の齋藤知美氏と共に八幡神社の歴史を始め改修内容、建築構造,古文書等について紹介致しました。
 今回の修復工事は前回の大改修から約270年が経ち、さらに東日本大震災以降、雨漏り・損傷が激しいことから、平成29年度から福島県及び伊達市の指導を受けながら改修が行われているものです。解体・改修工事が終了するのは、3年後の平成31年2月末となります。主に屋根の改修と縁改修になりますが、当社にとっても歴史ある古建造物の改修工事は先人の技術を学ぶまたとない機会であり、完成まで先人の教えに従い完遂したいと思います。関心をお持ちの方は当社へご連絡を頂ければご案内致します。(2017/08/24)

■詳しくは「建設メディア」をご覧ください
http://www.medianetplan.com/2017/014.html




平成29年7月10日
●第22回「ふくしま住宅建築賞」 県知事賞を受賞しました

 当社は公益社団法人福島県建築士会が公募する第22回「ふくしま住宅建築賞」に応募した"伊達の古民家"(桑原・葛西邸改築工事 )が福島県知事賞を受賞しました。代表の三浦藤夫が6月行われました表彰式で表彰を受けてきました。同賞は最優秀賞に次ぐ作品として認められました。

 同建築賞の趣旨である「地球環境にやさしく、地域の周辺環境に調和し、美しい景観の形成に貢献するとともに、安全・安心で快適な住まいづくり」に合致したものと受け止められました。これからも福島の環境への調和と景観、安心安全な住まいに貢献できるよう社内一丸となって邁進してまいります。

 受賞しました桑原・葛西邸改築工事は伊達市の指定文化財となっております由緒ある『伊達家極楽院旧跡』を改築し、現在は一般住居として使用しています。同家は文亀3年(1503年)には存在し、後に伊達家の庇護を受けながら江戸、明治と受け継がれ明治6年に廃院となりましたが、今日まで建物は受け継がれてきました。その後、昭和56年2月に伊達市の指定文化財として存続、当社が昨年3月に老朽化が激しいことから桑原・葛西邸改築工事として改修を終えました。是非一度、ご見学されることをお奨め致します。ご連絡を頂ければ当社がご案内致します。(2017/07/10)

■ 『修験極楽院旧跡』改修・復元が完成
http://www.medianetplan.com/2016/006.html



平成29年6月7日
●福島市民家園の収録模様が「ヨジデス」で放映されました

 福島放送自主製作の"大人の暮らしをより楽しくする"情報番組「ヨジデス」の中で、5月24日に当社代表の三浦が協力し撮影収録しました"古民家を愉しむ"が6月6日に放送されました(=写真)。 三浦が出演した福島市民家園の"古民家を愉しむ"のほか、古民家を利用したレストランやお宿が紹介されましたが、どれも古民家の良さを十分に活かした安らぎの空間を演出していました。

 収録当日の進行役の佐藤千日さん(フリーアナ)を始めスタッフの皆さんには収録前後、幾度となくご連絡や打ち合わせを頂きありがとうございました。また放送はさらに素敵な番組に仕上がり、当日の放送をご覧頂いた多くの皆様方からもお電話等を頂きました。ありがとうございました。
 
 また、福島市教育文化課を始め三浦が所属する「ふくしまの旧家を活かす会」の皆様にも大変お世話になりましたことを店主・三浦藤夫共々感謝申し上げます。(2017/06/07)



平成29年5月25日
●福島放送の情報ワイド番組制作に協力出演しました

 当社代表の三浦藤夫は24日、所属する「ふくしまの旧家を活かす会」に制作依頼があったKFB福島放送の情報ワイド番組《ヨジデス》の収録に協力出演しました。

 この番組は県内の出来事や話題をいち早く伝える地元局オリジナルの製作番組として人気を集めています。当日の撮影は、福島市上名倉にある福島市民家園(あづま運動公園内)を司会役の女子フリーアナウンサーが訪れ、古民家軒先で出迎えた三浦が「ふくしまの旧家を活かす会」副会長として、園内を順に案内して歩くという設定となりました。
 現在、民家園には江戸時代中期から明治時代中期に建てられた県北地方の民家を中心に移築復元された古民家等20の施設が建ち並んでいますが、当日は旧渡辺家、旧筧家宿店、旧広瀬座等中心に3時間に渡って園内を散策しながら紹介をしました。 

 進行役の女子アナからの質問は多岐にわたりましたが、先人達が建築に使った建築道具の使い分けを始め建築工法、伝統技術等の説明を行い古民家の良さを紹介しました。特に旧広瀬座では、当社が復元に努めた"歌舞伎"には欠かせない廻り舞台装置では、実際に「ならく」に降りて女子アナが廻す体験も行いました。
 また、旧家と古民家の違い等についても説明を加えました。当日は4日間の真夏日が続いた後の小雨模様の一日でしたが、「民家園に相応しい画像が撮れたのではないか」と三浦は話しておりました。収録された民家園を訪ねた当番組は、6月6日午後3時50分から放映される予定です。是非、ご覧ください。(2017/05/25)

■福島放送
https://www.kfb.co.jp/tv/jch/
■撮影シーンの動画
https://www.youtube.com/watch?v=ZmBDbFafVe0




平成29年5月24日
●国登録有形文化財『嶋貫邸』北門・板塀・屋根が完成

 当社は、昨年10月から工事を進めていた福島市瀨上町の「国登録有形文化財」である『嶋貫邸』の北門・板塀・屋根の新・改修工事を4月末に完了致しました。
同工事は、板塀の総延長29メートル(西側10メートル・北側19メートル)と北門設置(幅6メートル)と屋根葺き替え(瓦・トタン)工事からなるもので、塀はクリ材を使用し漆黒(日本の伝統色である深く艶のある黒色)に塗って仕上げました。庭園との調和を大切にした造りです。また、「北門」は新しく設置した門で壁の白と塀の純粋な黒との調和が伝統ある旧家を引き立てています。

 是非、一度訪れた際には西門と東門の真ん中に立ち、身の丈にある塀から屋根にかけて全体を見渡してご覧ください。塀からの伸びた柳の枝、側溝に添って10メートルに及ぶ犬矢来(イヌヤライ=ゆるやかなカーブを描く垣根)がより一層、旧家の風情を漂わせて、皆様を明治時代へとタイムスリップさせてくれると思います。事前に問い合わせを頂ければ屋敷内部と合わせて見学も可能です。当社へお問い合わせください。(2017/05/24)



平成29年4月12日
●電子版「日経デュアル」に"なかむらや旅館"が掲載されました

 このたび、日本経済新聞社グループである3月7日・10日付に当社代表の三浦藤夫が取材を受けた記事が掲載されました。
 このサイトは、"働くママ&パパに役立つノウハウ情報サイト"として子育て、働き手のお母さんやお父さんを対象に様々な角度から情報を提供する日経電子版の情報誌です。
 今回の取材本命は「仕事」のカテゴリーから福島市飯坂温泉で老舗旅館の女将さんである「なかむらや」の高橋武子さんでした。「震災から立ち上がった老舗温泉旅館の女将」として登場しています。これまでにも多くの新聞・雑誌・テレビ等に取り上げられてきましたが、東京の日経グループの電子版は初めてのことでした。
 当社の三浦も取材記者から、なかむらや旅館の耐震改修に携わったことから設計を担当した福島市の有限会社鈴木設計の鈴木勇人所長とインタビューを受けました。
 《震災後「ヘルメットをかぶり、坂を下りてきた2人の姿が頼もしく」》の見出しで登場し、三浦の"人となり"を紹介して頂きもさらに改修工事に奔走した当時の様子も取りあげて頂きました。
 
 6代続いた老舗旅館を自分の代で壊すことに猛反対し、歴史と文化を守り抜いた女将さんの奮闘振りが見事に描かれています。是非、アクセスしてご覧頂ければ幸いです。

■ 日経デュアル電子版はこちらからご覧になれます
・前編 「震災から立ち上がった老舗旅館の女将」
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=10024
・後編 震災から日常を取り戻す「ここで生きていくしかない・・」
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=10026




平成29年4月11日
●2020年を見据えた「高断熱化住宅」が完成しました

 当社が昨年7月から市内北沢又地内で進めていたS邸新築工事が2月2日に完成しました。現在は別途で植栽工事等が行われています。
同新築工事は、2020年を見据えた高断熱化住宅で、2012年時点で定められた各国の基準の中、日本における県内基準値《HEAT20》G1・G21に則って建築されたG2住宅です。これからの住宅は外皮平均熱貫流率などの性能値を示した住宅建築が主流になってきます。

 S邸は木造在来工法で2階建て述べ129.18平方メートルです。1階はLDK、和室1室、水廻り、2階が寝室1部屋、子ども部屋2室、ウォークイン・クローゼットから構成されています。なお、《HEAT20》に関する詳しいことは当社までお問い合わせください。



■ 《HEAT20》とは?
http://www.heat20.jp/heat20towa.html


平成29年3月9日
●伝統的木造建造物の"伝統建築技能者"に当社2人が合格!

 当社の三浦慶顕と井砂剛は2月、日本伝統建築技術保存会(本部=滋賀県彦根市)が主催する平成28年度「日本伝統建築技能者」(前期) に引き続き、後期の認定規定試験に合格、晴れて日本古来の伝統的木造建造物の建築技術技能者としてスタートを切ることになりました。
 二人は、2016年7月から今年1月まで、東京・八王子市にある東日本会場で伝統技術の研修カリキュラムを習得する一方、日常の仕事の合間を縫って研鑽を重ね1月の認定試験に挑みました。共に合格した二人は今後、県内の歴史ある建造物の保存・修理・復元に携わる"伝統建築技能者"として建築工事を請負、その伝統技術を後世に継承する担い手として歩んで参ります。



 当社の専務である三浦慶顕(=写真上)は「社長である父の伝統技術を学びながら、当面は一般建築住宅にも力を入れていきたい」と話しをしていますが、将来は福島市飯坂町の「堀切邸・十間蔵」、同町の「なかむらや旅館」等を手掛けてきた技術を更に研鑽し、「伝統大工棟梁を見極めていきたい」と話しています。当社の二人を今後とも宜しくお願いし上げます。

■日本伝統建築技術保存会
http://nichidenken.sakura.ne.jp/index.html


平成29年2月21日
●18・19日の『省エネde住まいるフェア』に出店しました

 当社は2月18・19日、福島市卸町のウィル福島コンベンションホールで開かれました『省エネde住まいるフェア』に出店参加しました。新築はもちろんリフォームに最新の住宅設備を取り揃えた住設メーカーさん、"オール電化の暮らし"を勧める東北電力福島営業所さん、そして地元福島の工務店22社が協同の催しが実現しました。当社からは専務の三浦慶顕がお客様の対応をさせて頂きました。
 
 当社がお客様にお勧めする際にお世話になるクリナップ福島さんからは、キッチンシステム"クリンレディー"やアクリアバスそして洗面化粧台などが展示されました。当社のお客様や改修工事を予定される皆様に、その用途、用途に対しご相談とご提案を行いました。
 また、会場ではIHクッキングの料理実演や調理体験も行われ、多くの皆さんに体験を頂き、今後の参考にさせて頂きました。
 クリナップ福島ショールームでは今月の24日・25日の2日間、「知って得する体験フェア」が開かれますので、今回ご来場頂けなかった皆様には是非ご来場ください。また、当社にご連絡を頂ければ、ご相談とご提案をさせて頂きます。

■ 建設メディアの当日の記事もご覧ください
http://www.medianetplan.com/2017/003.html

■クリナップ福島ショールーム
http://cleanup.jp/showroom/info/hokkaido_tohoku/fukushima.shtml


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