三浦工匠店 新数奇屋造り100年住宅

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数寄屋風造りの高級感が溢れる佇まい
 福島市から一望できる吾妻連峰・吾妻小富士山はすでに雪化粧の季節となった11月中旬、昨年7月末に完成したばかりの笹木野のS邸を訪ねました。玄関先には母親とふたりで暮らすA子さんが出迎えてくれました。
左は茶室兼広間(六畳間)
右上は洞庫、右下は玄関先に設けた躙口

 道路に面した木造平屋建ての住居は数寄屋風造りの落ち着いた雰囲気と高級感が溢れる佇まいです。三浦工匠店の繊細な技法が玄関先から飛び込んできました。玄関右手には客間を兼ねた茶室が設けられ、上がり口には躙口(にじりぐち=人一人がやっとくぐって入る小さな出入り口)、リビングに繋がる廊下には洞庫(どうこ=身体の不自由な主人のために道具類を出し入れする挿入式の棚)と水屋(茶室の隅に設けた茶器を洗ったりする所)がコンパクトに、それも上品にまとめられ、茶道の心得のあるA子さんと三浦社長の合作がこの茶室に生きていました。茶室は四畳半が基本だといいますが、来客が寝泊まりできるようにとあえて六畳ある広間にしたその空間が、座った瞬間にとても居心地が良く感じました。
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