三浦工匠店 新数奇屋造り100年住宅

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コンセプトは身障者の母に優しい家づくり
 福島市郊外のあづま運動公園メーン道路沿いにある「梅津邸」(=写真)が今回の「訪問インタビュー」のお宅拝見です。福島県建築大工業協会が毎年、会員相互の技術研鑽を目的に「建築匠賞」を制定し、今年の準賞に輝いたのが梅津邸です。11月の温かな休日、ご結婚されて同居する真紀子さんが快くインタビューに応じて戴きましたが、建築を請け負った三浦藤夫社長からは「忌憚のない意見や苦言も聞いて欲しい」と依頼されての訪問となりました。
 
  車椅子でも自由に動けるバリアフリーの内部
 まずは、どのようなことで三浦工匠店に建築依頼をしたかについて真紀子さんは「父が三浦さんと小学からの同級生ということもあったのですが『彼は間違いのない仕事をする人間だ』ということを友人や知人から聴いて知っていましたが、「古民家再生」や「数寄屋づくり」を手掛けている聞き、ウチの家など引き受けてくれるのかと心配したくらいでした」と言ういきさつを語ってくれました。それに、「母親は身体が不自由なので、母親の頼みでもあったすべてにバリアフリー化は条件でした」と話されたとおり、リビング、浴室、洗面所、トイレ、そして寝室に至るまで段差のない温もりある桧の廊下が玄関からに家中にスッと伸びていました。
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