三浦工匠店 新数奇屋造り100年住宅

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改築後、どんなところが気に入りましたか
 

安達 三浦さんは、始まる前に何度も下見をされて、いくつものアイデアと施工方法を説明されました。"使えるモノと遺すモノ"を大切に再利用してくれました。また、玄関は見違えるほど立派な構えになりましたし、2階建てと平屋建ての間はこれまでただの通路でしたが、「もったいない」と話されて第3の玄関に改装してくれました。今では我が家がいちばん出入りする玄関になっています。

 私が最も気に入っているのは茶の間が「囲炉裏部屋」になったことです。五徳や鉄瓶、灰と灰ならしそして火箸のある生活が夢でした。間もなく、自在鉤も取り付けるようになっています。安らぎのある空間での生活が待っているとは思いませんでした。
  
 そのほか、玄関天井や各部屋にも一工夫されています。動画を見ていただければ良く分かると思いますよ。三浦さんにはここまでしっかりとやって頂き感謝しています。



 お話を伺っていた応接間には、三浦工匠店の証であるあの欅(ケヤキの一枚天板)テーブルがドンと陣取り、満足げにそのテーブルを安達さんは素手で撫でながらインタビューに応え、水打ちした庭石の上ではスズメたちが水浴びをする様子等が見えて、のどかなひとときのインタビューでした。(2014/05/17)
 
【安達邸改築工事概要】
木造2階建て161.65平方メートル 改修工事
内部は杉をふんだんに使用
屋根はガルバリウム鋼板を一部使用した"いぶし瓦"に葺き替
外壁はモルタル弾性リシン吹付
外観は純和風仕上げ

(取材協力:ネットマガジン・建設メディア)

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